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Qシリーズ 新微生物学 フルカラー

“見て覚える”初学者のための入門書

定価:3,520円
(本体3,200円+税)

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ほか編: 舘田一博(東邦大学医学部教授)
判型: B5判
頁数: 240頁
装丁: カラー
発行日: 2016年08月11日
ISBN: 978-4-7849-1193-6
版数: 第1版
付録: -

  微生物学の要点をQ&A形式でコンパクトに整理しました。

  細菌学・ウイルス学・真菌学・寄生虫学はもちろん、感染症学の入門編までこの一冊でカバーしています。€

  初学者がイメージしやすいよう、カラー写真と図を多用して、病原体や感染症の特徴を示しました。€

  各項目1〜2ページの読み切り構成。短時間で概要を把握できるので、初学者におすすめです。€

診療科: 基礎医学 微生物学
シリーズ: Qシリーズ

目次

1 微生物学総論
Q 1 微生物学・感染症学の歴史
Q 2 寄生虫学の歴史
Q 3 微生物の種類と特徴
Q 4 感染症の原因としての微生物
Q 5 微生物の培養法
Q 6 微生物の同定法
Q 7 微生物の染色法
Q 8 感染症の診断法
Q 9 生活の中で利用される微生物

2 微生物に対する生体防御機構
Q 10 自然免疫
Q 11 獲得免疫
Q 12 常在細菌叢による感染防御

3 感染・発症・伝播様式と対策
Q 13 感染,感染症,発症とは
Q 14 微生物の病原因子の種類と特徴
Q 15 内因性感染と外因性感染
Q 16 感染源と感染経路
Q 17 先天性感染症
Q 18 院内感染と感染対策
Q 19 消毒と滅菌
Q 20 新興・再興感染症
Q 21 届け出が必要な感染症

4 抗微生物薬の種類と特徴
Q 22 薬剤感受性検査
Q 23 抗菌薬の作用機序と副作用
Q 24 抗菌薬の効果に影響を与える因子
Q 25 抗菌薬の耐性機序
Q 26 βラクタム系
Q 27 アミノグリコシド系
Q 28 ニューキノロン系
Q 29 マクロライド系
Q 30 テトラサイクリン
Q 31 グリコペプチド系
Q 32 ポリペプチド系
Q 33 リポペプチド系
Q 34 リファンピシン
Q 35 葉酸拮抗剤
Q 36 抗ヘルペス薬
Q 37 抗HIV薬
Q 38 抗インフルエンザ薬
Q 39 抗HCV薬
Q 40 真菌感染症治療薬
Q 41 アムホテリシンB
Q 42 アゾール系
Q 43 キャンディン系
Q 44 寄生蠕虫類の治療薬
Q 45 原虫類感染症の治療薬
【薬剤耐性菌】
Q 46 MRSA
Q 47 βラクタマーゼ産生菌
Q 48 多剤耐性グラム陰性菌
Q 49 バンコマイシン耐性腸球菌


5 細 菌
Q 50 細菌の分類とグラム染色
Q 51 細菌の構造と特徴
Q 52 細菌の増殖と代謝
Q 53 細菌遺伝子の伝達と変異
【グラム陽性球菌】
Q 54 ブドウ球菌(スタフィロコッカス)属
Q 55 連鎖球菌(ストレプトコッカス)属
Q 56 腸球菌(エンテロコッカス)属
【グラム陰性桿菌】
Q 57 腸内細菌科
Q 58 腸内細菌科:大腸菌
Q 59 腸内細菌科:サルモネラ属
Q 60 腸内細菌科:肺炎桿菌
Q 61 腸内細菌科:赤痢菌
Q 62 腸内細菌科:エンテロバクター属
Q 63 腸内細菌科:セラチア属
Q 64 腸内細菌科:プロテウス属
Q 65 腸内細菌科: エルシニア属
Q 66 ビブリオ属
Q 67 エロモナス属
Q 68 パスツレラ属
【らせん菌】
Q 69 カンピロバクター属
Q 70 ヘリコバクター・ピロリ
【グラム陰性好気性菌】
Q 71 緑膿菌
Q 72 アシネトバクター属
Q 73 モラクセラ属
Q 74 レジオネラ属
Q 75 コクシエラ属
Q 76 ナイセリア属
Q 77 ボルデテラ属
Q 78 ブルセラ属
Q 79 バルトネラ属
【グラム陽性桿菌】
Q 80 バシラス属
Q 81 コリネバクテリウム属
Q 82 リステリア属
【嫌気性菌】
Q 83 嫌気性菌
Q 84 クロストリジウム属
【抗酸菌】
Q 85 抗酸菌
Q 86 結核菌
Q 87 非結核性抗酸菌
Q 88 アクチノミセス,ノカルジア
【その他】
Q 89 スピロヘータ
Q 90 マイコプラズマ
Q 91 リケッチア
Q 92 クラミジア



6 ウイルス
Q 93 ウイルスの分類・構造と特徴
Q 94 ウイルスの増殖・複製・変異
Q 95 ウイルスの培養法,検出法,血清診断
Q 96 ウイルスの感染経路と感染メカニズム
Q 97 ウイルスに対する免疫応答
Q 98 ウイルスと発癌
【DNAウイルス】
Q 99 ヘルペスウイルス科
Q 100 単純ヘルペスウイルス
Q 101 水痘・帯状疱疹ウイルス
Q 102 EBウイルス (エプスタイン・バーウイルス)
Q 103 サイトメガロウイルス
Q 104 ヒトヘルペスウイルス6型,7型
Q 105 ヒトヘルペスウイルス8型
Q 106 アデノウイルス
Q 107 ヒトパルボウイルスB19
Q 108 ヒトパピローマウイルス(HPV)
Q 109 ヒトポリオーマウイルス
Q 110 ポックスウイルス
【RNAウイルス】
Q 111 インフルエンザウイルス
Q 112 麻疹ウイルス
Q 113 ムンプスウイルス
Q 114 風疹ウイルス
Q 115 パラインフルエンザウイルス
Q 116 RSウイルス
Q 117 エンテロウイルス属
Q 118 ポリオウイルス
Q 119 コクサッキーウイルス
Q 120 エコーウイルス
Q 121 ライノウイルス
Q 122 ヒトメタニューモウイルス
Q 123 ヒトコロナウイルス
Q 124 SARSコロナウイルス
Q 125 ロタウイルス
Q 126 ノロウイルス
Q 127 デングウイルス
Q 128 黄熱ウイルス
Q 129 日本脳炎ウイルス
Q 130 ウエストナイルウイルス
Q 131 狂犬病ウイルス
Q 132 エボラウイルスなどの出血熱ウイルス
Q 133 ハンタウイルス
Q 134 ヒトT細胞白血病ウイルス
Q 135 ヒト免疫不全ウイルス(HIV)
Q 136 HIV感染症(AIDS)
Q 137 A型肝炎ウイルス
Q 138 B型肝炎ウイルス【DNAウイルス】
Q 139 C型肝炎ウイルス
Q 140 その他の肝炎ウイルス
Q 141 プリオン

7 真 菌
Q 142 真菌の分類と特徴
Q 143 真菌の増殖と病原性
Q 144 真菌に対する免疫応答
Q 145 真菌感染症の診断法
Q 146 カンジダ
Q 147 カンジダ症
Q 148 アスペルギルス
Q 149 アスペルギルス症
Q 150 クリプトコッカス
Q 151 接合菌(ムーコル)
Q 152 ニューモシスチス
Q 153 トリコスポロン
Q 154 コクシジオイデスその他の輸入真菌症
Q 155 白癬菌
Q 156 癜風菌
Q 157 スポロトリクス

8 原虫・蠕虫
Q 158 寄生虫の分類と特徴
Q 159 原虫・蠕虫の増殖様式
Q 160 原虫・蠕虫の病原性
Q 161 原虫・蠕虫に対する免疫応答
Q 162 原虫・蠕虫感染症の診断法
Q 163 マラリア原虫の発育
Q 164 マラリアの臨床
Q 165 赤痢アメーバ症
Q 166 トキソプラズマ症
Q 167 腟トリコモナス
Q 168 クリプトスポリジウム症
Q 169 サイクロスポーラ症
Q 170 ジアルジア症
Q 171 リーシュマニア症
Q 172 トリパノソーマ症
Q 173 腸管内条虫症
Q 174 有鉤嚢虫症
Q 175 エキノコックス症(包虫症)
Q 176 住血吸虫症
Q 177 食品媒介寄生虫症
Q 178 土壌伝播線虫症(回虫,鉤虫,鞭虫)
Q 179 蟯虫症
Q 180 糞線虫症
Q 181 糸状虫(フィラリア)症
Q 182 幼虫移行症


9 臨床上重要な感染症の特徴と原因微生物
Q 183 上気道炎
Q 184 細菌性肺炎
Q 185 非定型肺炎
Q 186 感染性下痢症
Q 187 腸管出血性大腸菌感染症
Q 188 渡航者下痢症
Q 189 Clostridium difficileによる下痢症
Q 190 尿路感染症
Q 191 敗血症
Q 192 髄膜炎
Q 193 骨髄炎
Q 194 感染性心内膜炎
Q 195 胆道感染症
Q 196 肝膿瘍
Q 197 性行為感染症

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序文

微生物学・感染症学は,医学のすべての領域に関わる重要な学問です。内科,外科,小児科はもちろんのこと,眼科,皮膚科,泌尿器科,耳鼻科など,どの領域においても感染症患者に遭遇します。 €€

その感染症の原因となる病原体といえば,細菌からウイルス,真菌,寄生虫と多様であり,覚えておかなければいけない病原体名だけでも軽く100を超えてしまいます(今も増え続けています!)。これら病原体の中には人から人に伝播するものも多く,院内感染という視点からも重要となります。また最近では,抗微生物薬に耐性を示す病原体が増加し,社会的な問題となっています。厄介な問題を数多く抱えているだけに,医師になる上で避けては通れない分野であり,またきわめて重要な学問であることをご理解いただけると思います。

このような状況の中で,微生物学と感染症学の基礎を分かりやすく解説することを目的に本書は作成されました。多岐にわたる微生物の特徴を箇条書きでコンパクトにまとめ,生体防御機構,抗微生物薬,そして臨床上重要な感染症とその病原体に関して概説しています。

特に,微生物学・感染症学を初めて学ぶ人がイメージしやすいよう,病原体の特徴や,感染症でみられる典型的な臨床像を写真とシェーマで示し,理解を助けることを目指しました。今日,医学分野では膨大な知識の理解と記憶が求められていることから,できるだけシンプルに,そして医師にとって必須と思われる情報を中心にまとめました。

最後に,お忙しい中ご執筆いただいた先生方,貴重な写真や資料をご提供いただいた先生方に心よりお礼を申し上げます。本書が,微生物学と感染症学の理解を助ける入門書となることを執筆者の一人として祈念しています。

2016年5月

舘田一博

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