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新装版 プライマリケア漢方

漢方医学の診断・治療プロセスまできっちり理解!

定価:4,752円
(本体4,400円+税)

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著: 喜多敏明(辻中病院柏の葉漢方未病治療センターセンター長)
判型: A5判
頁数: 312頁
装丁: 2色刷
発行日: 2015年11月10日
ISBN: 978-4-7849-4262-6
版数: 第1版
付録: -

好評の「プライマリケア漢方」がプライマリケアノートシリーズから独立して新装版として再登場!
3 段階の習熟度ごとの解説、さらに、わかりやすいと評判の著者による講演動画とリンクさせることで、「漢方初心者」でも無理なく学習・理解できます。
プライマリケア領域の漢方をマスターしたい医師必読の1 冊です。

【お知らせ】
付録『Dr.喜多の「プライマリケア漢方」動画講座」(p285)のURLが変更になりました。
http://www.jmedj.co.jp/c/…(以下つづく)を
http://www.jmedj.co.jp/book/ …に変更してアクセスして下さい。

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目次

プライマリケア漢方とは

step1
1-1 エビデンス重視の処方解説
1 六君子湯
2 芍薬甘草湯
3 麦門冬湯
1-2 気・血・水の働き
1 細胞レベルの生命活動
2 環境としての気・血・水
1-3 気・血・水の不足病態
1 気虚の病態
2 血虚の病態
3 津虚の病態
4 不足を補う漢方医学
1-4 寒の病態と治療
1 陽気の不足と寒の病態
2 寒の病態に適応となる漢方薬
3 寒の病態に対する漢方治療の実際
step2
2-1 脳血管障害
1 脳血管障害に対する黄連解毒湯の効果
2 脳血管障害に対する釣藤散の効果
3 脳血管障害と高血圧に対する適応方剤
4 血流障害を改善する実証の方剤
5 精神症候を改善する方剤
6 脳代謝を賦活する寒証の方剤
2-2 変形性膝関節症・高齢者の腰下肢痛
1 変形性膝関節症に対する漢方治療の基本
2 変形性膝関節症に対する漢方治療の実際
3 変形性膝関節症の適応方剤のまとめ
4 高齢者の腰下肢痛に対する漢方治療
2-3 機能性ディスペプシア・便秘・生活習慣病
1 機能性ディスペプシアに対する漢方治療
2 便秘に対する漢方治療
3 生活習慣病に対する漢方治療
2-4 急性上気道炎・気管支喘息・慢性の咳と痰・アレルギー性鼻炎
1 急性上気道炎と闘病反応パターン
2 急性上気道炎に対する漢方治療
3 気管支喘息に対する漢方治療
4 慢性の咳・痰に対する漢方治療
5 アレルギー性鼻炎に対する漢方治療
2-5 尋常性痤瘡,湿疹・皮膚炎
1 尋常性痤瘡に対する漢方治療
2 湿疹・皮膚炎に対する漢方治療
step3
3-1 瘀血の症候に対する漢方治療
1 更年期障害と駆?血剤
2 更年期障害に対する桂枝茯苓丸と加味逍遙散の効果
3 月経困難症に対する漢方治療のエビデンス
4 月経異常に対する漢方治療
3-2 水滞の症候に対する漢方治療
1 排尿異常と利水剤
2 嘔吐・下痢と利水剤
3 めまいと利水剤
4 炎症に伴う諸症状と利水剤
3-3 気逆の症候に対する漢方治療
1 のぼせと降気剤
2 発作性の頭痛と降気剤
3 動悸と降気剤
3-4 気鬱の症候に対する漢方治療
1 身体的な愁訴と理気剤
2 精神的な愁訴と理気剤
3-5 ストレス病態に対する漢方治療
1 ストレス病態の漢方医学的診断と治療
2 証の心理的側面を考慮した漢方治療

付録:Dr.喜多の「プライマリケア漢方」動画講座
おわりに

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序文

Primary care noteシリーズの1冊として,2007年11月に『プライマリケア漢方』の初版が発行されてから約8年が経過した。その間に,プライマリケア領域における漢方のはたす役割の大きさが広く認識されるようになり,本書の役割もまた特別な意味をもつようになってきた。そこで本書をPrimary care noteシリーズから独立させて,新装版として発刊することとなった。今回は必要に応じて文献を新しいものに入れ替えたり,内容的に書き改めたりした部分も一部あるが,全体としての構成は初版とほぼ同じままとした。

新装版において特筆すべき点は,筆者の講演動画とリンクさせて学習できるように便宜を図ったことである。2013年4月から6月にかけて開催された合計6日間(約18時間)の講演内容を動画として視聴することによって,本書の内容をより深く理解できるであろう(付録,285頁)。

講演動画の中には「実技で学ぶ脈・舌・腹診の実際(step2-3)」が含まれており,漢方医学独特の診察手技についても学習できるようにした。さらに,各stepの最後にある「症例演習で学ぶ漢方診療の秘訣」というタイトルの動画では,処方選択のプロセスをより実践的な知識として伝えている。

近年,日本の医師の多くが漢方薬の有用性を理解し,様々な疾患に漢方薬を応用するようになったことは喜ばしいことであるが,漢方薬を処方する際には漢方医学の診断・治療プロセスについても理解しておく必要がある。その必要性をわかっている読者が,本書を読みながら講演動画を視聴することで,漢方医学の診断・治療プロセスをステップ・バイ・ステップで無理なく学習・理解できるように構成を工夫した。特にプライマリケア領域で全人的医療を実践する際に,本書を役立てて頂ければ幸いである。

2015年10月  喜多 敏明

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