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jmedmook31 あなたも名医!パターンで把握する脂質異常症 押さえておきたい処方のバリエーション

どんな場合に薬物治療をするか?薬剤選択はどうする?特に合併症のある場合の治療は?

定価:3,780円
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編集: 寺本民生(帝京大学臨床研究センターセンター長)
判型: B5判
頁数: 192頁
装丁: カラー
発行日: 2014年04月25日
ISBN: 978-4-7849-6431-4
付録: -

動脈硬化性疾患の危険因子の1つである脂質異常症に的を絞り、その管理や治療についてわかりやすく解説!どんな場合に薬物治療をするか?薬剤選択はどうする?特に合併症のある場合の治療は?各病態での治療指針の概説にとどまらず様々なクリニカルクエスチョンに答えつつ、実際の症例に基づいた治療指針(薬物処方)のバリエーションを開陳!ガイドラインをどのように読み解き具体的な管理(治療・処方)をして行けばよいかもわかります!

診療科: 内科 代謝内分泌・糖尿病
シリーズ: jmedmook

目次

第1章 押さえておきたい脂質異常症の診断・治療のキホン
A 診断
1 脂質検査値の読み方
2 脂質異常値の疫学的根拠
3 脂質異常値をみたときの問診(病歴聴取)
4 脂質異常値をみたときの身体所見のとり方
5 脂質異常値をみたときの他の検査
B 治療
1 生活習慣の改善1─食事療法
2 生活習慣の改善2─運動療法
3 生活習慣の改善3─禁煙指導
4 生活習慣の改善4─肥満指導
5 薬物療法
第2章 脂質異常症の具体的な治療方針はこれだ!
A 各疾患における脂質異常症とその治療
1 糖尿病+高LDL-C
2 糖尿病+高TG,低HDL-C
3 慢性腎臓病+高LDL-C
4 心筋梗塞・狭心症+高LDL-C
5 脳血管障害+高LDL-C
6 末梢動脈硬化症+高LDL-C
7 メタボリックシンドローム
8 原発性胆汁性肝硬変(PBC)+高LDL-C
9 ネフローゼ症候群+高LDL-C
10 甲状腺機能低下症+高LDL-C
B ライフステージによる治療の考え方
1 小児の高LDL-C
2 女性の高LDL-C
3 高齢者の高LDL-C
C 特殊な脂質異常症の治療方針
1 家族性高コレステロール血症
2 その他の家族性高脂血症
第3章 動脈硬化の検査とそのフォロー
1 頸動脈エコー
2 PWVなど生理的検査
3 冠動脈疾患の画像診断法

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序文

巻頭言

わが国は戦後,高度経済成長期を迎え,栄養・衛生状態の改善や保健教育の徹底等により,脳血管障害や結核などが著明に減少,世界一の長寿国となりました。しかし,それとともに欧米型の脳梗塞,心筋梗塞などが徐々に増加しました。その背景として,高コレステロール血症の増加,糖尿病の激増,肥満の蔓延という世界の先進国が抱えている健康上の問題点が挙げられます。その上,わが国は世界で最も長寿という,これまた動脈硬化性疾患の増加に関わる問題も一緒に抱えることになりました。絶対数でみると,わが国の動脈硬化性疾患による死亡数は約30%と大きなパーセンテージを占めるに至っています。さらに重要なことは,これらの疾患群の診療にわが国の医療費の多くが使われているということです。€

私どもには,患者さんの苦痛を取り除き,もしくは予防し,さらには医療費削減にも寄与するというミッションがあります。そこで本書では,動脈硬化性疾患の危険因子の1つである脂質異常症に的を絞り,その管理や治療のあり方についてわかりやすく読んで頂ける内容となるよう,また,臨床の現場では様々なクリニカルクエスチョンが生じるため,これらを念頭に置いてガイドラインをどのように読み解き,具体的な予防・管理をして行けばよいかがわかるよう企画・構成しました。€
第1章では基本となる「脂質異常症」の診断・治療の概要について解説して頂きました。診断基準の根拠はインフォームドコンセントを得る際に最も大切なことです。そして,身体所見や検査所見は,病態の本態を見抜くために重要であるばかりでなく,治療の方向性を間違わないようにするためにもしっかり行う必要があります。動脈硬化性疾患の予防のために包括的な視点で検査,問診などをすることも重要で,その点についてもわかりやすく述べてもらいました。€
第2章では,各病態での治療指針の概説から始まり,症例に基づいての治療指針(薬物処方)を示して頂きました。特に合併症のある場合の治療は重要であり,頻度も高いので,症例を挙げてその経過に沿った薬剤の処方をシンプルにPatternで示して頂きました。€
第3章では,エンドポイントである臓器障害の予防,状況把握を究極の治療目標とした場合,各時期において臓器障害を観察するための検査も必要になってくるので,どのような時期にどのような検査が必要なのか,どの程度の間隔をおいて検査すべきかについて触れて頂きました。€
最後になりましたが,大変ご多忙な中,本書の企画意図を汲み取り,ご執筆下さいましたすべての先生方に感謝申し上げます。本書が読者の皆様の日常診療の一助となれば幸いです。

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