いまや社会インフラとなったSNS。3月のアンケートで「日常的に使用しているSNSは?」と尋ねたところ、LINE、YouTube、Xなどが上位を占め、複数を使用しているとの回答も多く寄せられました。一方で「使用していない」は7.0%。つまり日常的に何らかのSNSを使用している方が9割を超えることがわかりました。
「医療情報を収集するためのSNSの利用法は?」との質問には「YouTubeで学会関連の教育的コンテンツ視聴、作成」(東京・勤務医)や「Twitterでたまに医療情報が流れているのを参考にします。学会のアカウントをフォローすると講習会などの情報が手に入りやすい」(神奈川・開業医)などの回答が寄せられました。「患者への説明に、YouTubeを視聴してもらい説明の助けにしている」(兵庫・勤務医)と診療に積極的に活用されている例もありました。
目立ったのは「医療情報収集目的にはあまり使用していない」(千葉・勤務医)、「特になし」(石川・勤務医)、「SNSは用いない」(京都・勤務医)、「SNSは信用に欠けるので医療には使っていません」(大阪・診療放射線技師)など。SNSの使用はプライベートに限定している方も多い様子が窺えます。「(SNSは)事実として正しくても実感が得られない。(中略)事実を分析/解析する努力は出版社、特に貴社の重要な仕事かと思います」(富山・医師)と小誌へのエールもいただきました。
以下、皆様からいただいた主なご意見を紹介します。(次ページへ)