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良性骨腫瘍

登録日:
2017-03-16
最終更新日:
2017-06-20
久保忠彦 (広島大学大学院医歯薬保健学研究科医歯薬学専攻医学講座整 形外科学准教授)
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  • ■疾患メモ

    良性骨腫瘍の原因は解明されていないが,一部には遺伝性多発性外骨腫症のEXT1EXT2遺伝子変異などの特徴的な遺伝子異常も報告されている。

    代表的良性骨腫瘍:骨軟骨腫(外骨腫),内軟骨腫,軟骨芽細胞腫,類骨骨腫,骨芽細胞腫,非骨化性線維腫,骨巨細胞腫,線維性異形成,単純骨嚢腫,動脈瘤様骨嚢腫,ランゲルハンス細胞組織球症(好酸球性肉芽腫)など。

    ■代表的症状・検査所見

    【症状】

    多くは無症状で,症状があっても軽度かつ非進行性。

    運動時痛が多く,時に骨折を契機に見つかることもある。

    類骨骨腫では痛みを伴う場合が多く,夜間痛が特徴的である。

    好発部位:膝関節周囲,股関節周囲,手指骨。

    【検査所見】

    X線検査で地図状骨透亮像,周囲骨硬化像や骨隆起像がみられる。

    骨軟骨腫,内軟骨腫,線維性骨異形成のように偶然X線検査で発見される場合もある。

    CTやMRI検査は腫瘍の正確な位置や大きさの把握に有用で,時にその性質に関する情報も得られることがある。

    臨床所見,画像検査で診断確定できない場合,特に悪性が疑われる場合は病理組織検査が必要となってくる。

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