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ボーエン病

登録日:
2017-03-16
最終更新日:
2017-07-26
岸 晶子 (虎の門病院皮膚科医長)
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  • ■疾患メモ

    ボーエン(Bowen)病は表皮ケラチノサイトの表皮内癌。

    境界明瞭な紅褐色斑で鱗屑を伴う。

    多発例ではヒ素摂取歴や内臓癌を合併していることがある。

    ■代表的症状・検査所見

    【症状】

    60歳以上の高齢者に多い。通常は単発性。不整形の境界明瞭な紅褐色局面で鱗屑を伴う()。

    14_77_ボーエン病


    自然消褪現象を伴うことがあり,その部分は淡紅色萎縮性局面となり,境界が不明瞭となる。

    亀頭や包皮など皮膚粘膜移行部に生じると,表面がビロード状の紅色局面となりQueyrat紅色肥厚症と呼ぶ。多発例ではヒ素摂取歴や内臓癌を合併していることがある。

    【検査所見】

    ダーモスコピーでは点状血管(dotted vessels),糸球体状血管(glomerular vessels)が集簇性に局在し,銀白色の鱗屑がみられる。褐色の局面では褐色のdots/globulesがみられる。

    確定診断には生検を行う。病理組織像は表皮全層にわたる異型細胞の増殖で,異常角化細胞や多核細胞がみられる。

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