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【人】尾﨑治夫さん「一人一人の医師の使命をサポートする医師会に」

No.4766 (2015年08月29日発行) P.13

尾﨑治夫 (東京都医師会会長)

登録日: 2016-09-08

最終更新日: 2017-02-13

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  • 尾﨑治夫さん(Ozaki Haruo)

    東京都医師会会長

    1951年東京都生まれ。77年順天堂大卒。89年同大循環器内科講師。90年東久留米市・おざき内科循環器科クリニック開設。2004年東久留米医師会会長、11年東京都医師会副会長を経て現職。日本内科学会評議員

    「一人一人の医師の使命をサポートする医師会に」

    6月、東京都医師会会長に就任した。勇退した野中博前会長からの後継指名と同時にボードメンバー候補を発表。新執行部「チーム尾﨑」は各分野に精通したメンバーで固めた。

    新会長としての方針は、前会長が掲げた「生活者目線の医療の実現」を踏襲しつつ、「現場の医師の支援」を重視。医師資格証の普及による会員の利便性向上や、医療事故調査等支援団体としての会員サポート、 新たな医療安全対策システムの構築などに取り組む。

    「医師に求められる役割は日に日に大きくなっており、現場の疲労感も強い。現場の医師が安心して使命を果たせるようサポートすることが医師会の役割だと考えています」

    その上で、急速に高齢化が進む東京都では、「高齢になっても尊厳をもって生活できる」ことが重要とし、東京ならではの「地域医療提供体制」と「地域包括ケア」の必要性を強調する。「地域包括ケアは区や市町村単位できめ細かく作らないと機能しません。地区医師会が主導し、都医はサポートという図式。都行政や都議会の先生を通じて、地区行政と地区医師会の橋渡し役として尽力したい」

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