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■NEWS 【医師行政処分】向精神薬の不正譲渡など、3名が免許取消─無届臍帯血投与は停止4月~1年

No.4946 (2019年02月09日発行) P.20

登録日: 2019-01-31

最終更新日: 2019-01-31

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  • 厚生労働省は1月30日、医道審議会医道分科会の答申を踏まえ、犯罪や医事に関わる不正を犯し、司法処分等が確定した医師・歯科医師20名に対する行政処分の内容を決定した(表1)。処分の効力発生は2月13日。

    同分科会に処分が諮問された24名のうち4名は「厳重注意」(行政指導)にとどめた。

    行政処分が決定した20名のうち医師は13名(表2)。最も重い処分である免許取消となったのは、覚醒剤を自己に注射して使用した浪花豊寿医師、向精神薬を営利目的で譲渡した王東明医師、自ら主治医として執刀した患者にわいせつな行為をした若見朋晃医師の3名。浪花医師は過去にも覚せい剤取締法違反などで司法処分と医師法による行政処分を受けている。

    ■無届再生医療には今後も医師法に基づく処分

    無届で他人の臍帯血を治療目的で投与し、再生医療等安全性確保法違反で有罪が確定した首藤紳介医師は医業停止1年、松下康弘医師は医業停止4月となった。同法違反の事案で、医師法に基づき行政処分がなされるのは初めて。これを受け、同分科会は処分内容を審議する際の基準を改正。再生医療等安全性確保法の違反事案については、今後も同法に基づく行政処分とは別に、医師法および歯科医師法に基づく行政処分も行うこととし、処分の内容を「事案の悪質性や注意義務の程度等を考慮して判断する」との考え方を明示した。

    ■徳洲会グループの公選法違反で停止10月

    このほか、徳田毅元衆議院議員の姉で、医療法人徳洲会グループによる衆院選(2012年)を巡る公職選挙法違反で有罪が確定した越澤徳美医師と徳田美千代医師は、両人とも医業停止10月の処分を受ける。

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