株式会社日本医事新報社 株式会社日本医事新報社

CLOSE

特集:在宅で誤嚥性肺炎を起こさないための工夫

No.4907 (2018年05月12日発行) P.27

監修: 若林秀隆 (横浜市立大学附属市民総合医療センターリハビリテーション科講師)

登録日: 2018-05-11

最終更新日: 2018-05-09

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

監修:若林秀隆(横浜市立大学附属市民総合医療センターリハビリテーション科講師)

■監修のことば

在宅高齢者では,誤嚥性肺炎を認めることが少なくない。誤嚥性肺炎で急性期病院に入院すると,「とりあえず安静・禁食・水電解質輸液」で管理されやすい。その結果,入院中に医原性サルコペニアが悪化して,摂食嚥下機能や日常生活活動も悪化しやすい。実際,誤嚥性肺炎で入院中に身体機能が低下した患者は70%,退院時に経口摂取自立していなかった患者は30%もいた。そのため,在宅で誤嚥性肺炎を起こさず入院しないことが,サルコペニア悪化予防のためにも重要である。

誤嚥性肺炎の予防として,口腔のケアは有用である。それに加えて,リハビリテーション栄養の考え方とKTバランスチャートの活用が有用である。これらを誤嚥性肺炎の予防や治療に役立ててほしい。

■ 目次

1 高齢誤嚥性肺炎の現状・症状・危険因子など
百崎 良(帝京大学医学部附属溝口病院リハビリテーション科科長)

2 リハビリテーション栄養による誤嚥性肺炎の予防
前田圭介(愛知医科大学病院緩和ケアセンター・栄養治療支援センター講師)

3 KTバランスチャートによる誤嚥性肺炎の予防
社本 博(南相馬市立総合病院脳神経外科/福島県立医科大学災害医療支援講座)


関連記事・論文

もっと見る

関連書籍

もっと見る

関連求人情報

公立小浜温泉病院

勤務形態: 常勤
募集科目: 消化器内科 2名、呼吸器内科・循環器内科・腎臓内科(泌尿器科)・消化器外科 各1名
勤務地: 長崎県雲仙市

公立小浜温泉病院は、国より移譲を受けて、雲仙市と南島原市で組織する雲仙・南島原保健組合(一部事務組合)が開設する公設民営病院です。
現在、指定管理者制度により医療法人社団 苑田会様へ病院の管理運営を行っていただいております。
2020年3月に新築移転し、2021年4月に病院名を公立新小浜病院から「公立小浜温泉病院」に変更しました。
6階建で波穏やかな橘湾の眺望を望むデイルームを配置し、夕日が橘湾に沈む様子はすばらしいロケーションとなっております。

当病院は島原半島の二次救急医療中核病院として地域医療を支える充実した病院を目指し、BCR等手術室の整備を行いました。医療から介護までの医療設備等環境は整いました。
2022年4月1日より脳神経外科及び一般外科医の先生に常勤医師として勤務していただくことになりました。消化器内科医、呼吸器内科医、循環器内科医及び外科部門で消化器外科医、整形外科医の先生に常勤医師として勤務していただき地域に信頼される病院を目指し歩んでいただける先生をお待ちしております。
又、地域から強い要望がありました透析業務を2020年4月から開始いたしました。透析数25床の能力を有しています。15床から開始いたしましたが、近隣から増床の要望がありお応えしたいと考えますが、そのためには腎臓内科(泌尿器科)医の先生の勤務が必要不可欠です。お待ちいたしております。

●人口(島原半島二次医療圏の雲仙市、南島原市、島原市):126,764人(令和2年国勢調査)
今後はさらに、少子高齢化に対応した訪問看護、訪問介護、訪問診療体制が求められています。又、地域の特色を生かした温泉療法(古くから湯治場として有名で、泉質は塩泉で温泉熱量は日本一)を取り入れてリハビリ療法を充実させた病院を構築していきたいと考えています。

もっと見る

関連物件情報

もっと見る

page top