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【第112回医師国試合格者の状況】9024人が合格、新卒合格率は93.3%

登録日: 2018-03-19

最終更新日: 2018-03-19

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厚生労働省は19日、第112回医師国家試験(2月10〜11日実施)の結果を発表した。受験者総数は1万10人(対前年比392人増)、合格者総数は9024人(同491人増)、全体の合格率は90.1%(同1.4ポイント上昇)だった。新卒合格率は93.3%(同1.5ポイント上昇)となっている。合格者9024人のうち男性は5958人(66.0%)、女性は3066人(34.0%)。合格率は男性89.1%、女性92.2%で、第85回(1991年)以来28年連続で女性のほうが高い結果となった。

第112回国試では、試験日程が従来の3日間から2日間に短縮され、出題数も500問から400問へ減らされた一方で、臨床実地問題の比重が高められた。合格基準は、①必修問題は、一般問題を1問1点、臨床実地問題を1問3点とし、総得点が200点中160点以上(必修問題の一部を採点から除外された受験者は80%以上)、②必修問題を除く一般問題、臨床実地問題は各1問1点とし、総得点が299点中208点以上、③禁忌肢問題選択数が3問以下—を全て満たすこと。

大学別合格状況は下掲の通り。新卒・既卒を合わせた合格率が最も高かったのは自治医大(99.2%)で、横浜市大(97.7%)、兵庫医大(97.5%)、順天堂大(96.9%)、慶應大(96.6%)—と続く。新卒合格率100%は慶應大と昭和大の2校で、次いで、自治医大(99.2%)、奈良県立医大と大阪医大(99.1%)、杏林大(98.4%)、岡山大(98.4%)—が高かった。

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