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全ジェノタイプに適応のC型肝炎治療薬などが近く承認【新薬情報】

No.4873 (2017年09月16日発行) P.16

登録日: 2017-09-08

最終更新日: 2017-09-14

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薬事・食品衛生審議会医薬品第二部会は8日、アッヴィのC型慢性肝炎治療薬「マヴィレット」(一般名:グレカプレビル水和物/ピブレンタスビル)などの新薬の承認を了承した。近く正式に承認される見通し。

マヴィレットは、C型慢性肝炎およびC型代償性肝硬変に用いる配合錠で、ジェノタイプ1~6の全てを適応とする初の薬剤。臨床上の位置づけは「ダクルインザ」「ハーボニー」「ソバルディ」などの類薬と同様とされている。
鳥居薬品のスギ花粉症治療薬「シダキュア」(一般名なし)は、減感作療法に用いる錠剤。類薬の「シダトレン」に比べ、低年齢患児での有効性・安全性が確認されたため、臨床上ではシダトレンに代わる薬剤になるとみられる。

グラクソ・スミスクラインの全身性エリテマトーデス治療薬「ベンリスタ」(ベリムマブ〈遺伝子組換え〉)は、可溶型Bリンパ球刺激因子(BLys)に対するモノクローナル抗体。点滴静注と皮下注の剤型がある。ステロイドなど既存の標準療法で効果不十分な患者に対し、標準治療との併用投与が想定される。

■「オプジーボ」、胃癌ではサードラインに

同日の部会ではこのほか、小野薬品工業の免疫チェックポイント阻害薬「オプジーボ」(ニボルマブ〈遺伝子組換え〉)について、進行・再発の胃癌への適応拡大が了承された。臨床上では、2つ以上の化学療法歴を有する治癒切除不能な症例に対する治療選択肢の1つ(サードライン)に位置づけられる。

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